はじめに
新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う休業要請に関する方針の発表があり、
日常生活で制約を受けられている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
しかしこのような状況下でも、新卒採用活動を続けている企業様がたくさんあります。
会社説明会をWEB配信でされている企業様も増え、従来とは違ったWEBでのアプローチを求められています。
今年、採用担当者がテーマとして掲げなくてはいけないのは
”コロナウイルスの影響を踏まえた上で”採用活動を行うことです。
アローリンクでは1年以上YouTubeの配信をしつづけ、
現在YouTube就活ナビというチャンネルで多くの企業様のWEBセミナーデビューを支援してきました。
弊社でもWEB会社説明会・選考会に完全にシフトし、前回行なったWEB選考会では『満足度96%』を達成することができました。
対面でも行う選考会でも満足度90%を超えるのは至難の技。
今回、WEB会社説明会に取り組むことを考えられている担当者様に向けてノウハウを全部公開いたします。
Youtube動画にて『WEB選考を大成功させる 7つのテクニック』を
まとめておりますのでぜひご覧になってください。
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YouTube版はこちらから
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Zoomを活用した選考
まずはじめにお伝えしたいことは、弊社で開催するオンライン選考会ではZoomを活用しています。
Zoomではパソコンやスマホなどのマイクやカメラのついた端末をインターネット上で テレビ通話のようにオンライン会議を行うアプリケーションです。
- 1対1の通話
- 複数人での オンライン会議
- Web上でのセミナー
などを全て無料で行うことができます。
Skypeとは異なりIDを交換する必要がなく、
招待者は主催者から送られるURLをクリックすれば Web会議に参加することができます。
無料版でも100人まで同時接続が可能です。 弊社では2,000円/月のプランを利用しており、
ぜひ検討して導入していただければと考えております。
①カメラに2人以上採用担当を写す
対象者が会社の雰囲気が伝わるように採用担当を2人以上映しましょう。
掛け合いを起こす ことができ会社の雰囲気を伝えることができます。
どの空気感で学生に話して欲しいかを決めるのは、 採用担当者だということをより意識していきましょう。
またZoomを活用したWEB選考会では予想しないトラブル が起きたり、1人では対応しきれないこともあります。
WEB選考会は2人以上で取り組むことをオススメします。
②名前の表記を変更してもらう
学生との距離をつめるためにもZoomの名前表記は『フルネーム(ニックネーム)』に 変更してもらいましょう。
弊社の選考テーマが親近感ということもあるのですが、
WEBの画面越しに なるとどうしても壁ができてしまいます。
名前を変えてもらうっていうこともルール決めし、あえてニックネーム呼ぶことを意識しましょう。
③リアクションのルールを決める
進行をスムーズにする!
事前にリアクションのルールを学生と決めておくことで、 選考会をスムーズに進めることが可能になります。
リアクションのルールがない状態で選考会を 進めていってしまうと、学生はどのタイミングで 発言したら良いのかがわかりません。
弊社では以下のことを取り組んでいます。
- 何か質問・発言するときに関して、手をあげる
- 発表したことに対して良いと思ったら、いいね!
- 侵攻に対して問題がなければ、オッケー
事前にマーク(合図)を作り、意思表示の方法を対象者に共有。
そうしておくことで『みなさま大丈夫ですか?』と 投げかけた際に、
なにかしらの合図で返事をして もらえることが可能になります。
④アイスブレイクの時間を決める
”雑談”を通して距離をなくすために最初の15分間はアイスブレイクの時間と決めてしまいましょう。
この時間にどれだけ雑談して、学生のみなさんとどれだけ 仲良くなれるかがすごく重要です。
意識することとしては どんどん自己開示をしていくことです。
学生のみなさんは どこまで話していいのか、どこまで自分の素を出していいのか基準値がないと難しいものです。
だからこそ 採用担当者が基準値を作ることを意識しましょう。
⑤いつもの2倍質問する
質問があがる環境を整えましょう。
Zoomで選考会を開催する1番のメリットは、 全員から発言があることです。
採用担当者だけから 情報を伝えるのは非常にもったいない。
普段の選考より 学生から意見を求めるようにしましょう。
そうすることで コミュニケーションがより発展的になり、学生のことを 知ることができ、会社のことも知ってもらえます。
⑥自己紹介の時間を確保する
学生のひとりひとりが全体に向けて自己紹介する時間を 30秒から1分と必ず確保するようにしましょう。
普段の選考会と違い、会場で待っている時間がなく、 学生同士が仲良くなって選考会に挑むことができません。
Zoomに関しては、学生同士が誰かわからないまま選考が 進む可能性があります。
そのため自己紹介を通して、 誰が誰かを全員が把握する環境を整えてあげましょう。
⑦ディスカッションを行う!
オフラインの環境と変わらない発表にするための工夫としてZoomでは大会議室を3つに仕切って、3つの部屋に 分けることが可能です。
例えば15人を5人ずつに分けて 配置することができます。
時間になれば強制的にもとの 部屋に戻すことができ、普段と選考会でしているような ディスカッションが行えるのです。
これにより学生の ディスカッション・プレゼンの向上が見込めるので ぜひ活用することをオススメします。


